2013年12月10日火曜日

火災保険の選び方

保険と名の付くものには誰でもいつでも、よくわからないという言葉が付きまとってしまいます。
それはなぜなのか?
そもそも一般人のほとんどの方にとって書面をじっくり読むということ自体がNGです。
保険証をじっくり小さな字まで、難しい文章を読んで理解できる人間は相当、頭の良い人間ではないでしょうか。
ですから、保険の全てを理解して契約することは無理と割り切って、自分がしてほしい補償を最初に箇条書きして、その内容にそって契約することが良い方法です。
例えば火災保険は火災に対する補償がメインですが、実際は火災の補償だけではありません。
暴風や大雨、また台風による損害、また自然災害とされる大雪・なだれ・洪水・土砂崩れなどで受けた被害による補償に加え、給水管設備の故障や盗難などといった日常に潜むリスクも補償してくれるのが火災保険です。
現在の異常気象を考えれば火災よりも台風や暴風雨の方が危険度が高いかもしれません。
保険はリスクのカバーですから、より起こり得る危険に対応することこそ大事な選び方だということです。
さらに、火災に関しても建物だけではなく、家財の補償も大事な選択ポイントです。
そもそも、火災の自損の場合、ストーブ事故や料理時の油の不始末など大部分が建物よりも室内の被害の方が大きい場合が多いということです。
住宅だけに保険をかけた場合、家財には保険金が支払われない恐れがありますから、その点を考え、住宅と家財と両方の補償をつけることが大事になります。

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